娘が東大に合格した
2011年02月28日
手違いだったのだ。夕方、いつもの通りインターネットにアクセスし、ニュースを見ていると、郵便局の配送システムに変更があり、そこに東大が気づかないまま合否通知を発送委託していたことを伝えていた。何とも意外な結末だった。夜、帰ってきた妻と娘にそのことを伝えた。ドタバタしていたこの2年間の締めくくりの一日は、結果がよかったにもかかわらず、やはりあわただしいまま終わっていった。「勝ち組ですね」と言われて娘が東大に合格したことを、首都圏で子育てしているある女性編集者に話したときのことだ。娘の東大合格について、こう切り出された。「これで先生も勝ち組ですね」「えっ?」まったく予想していなかった言葉だった。自分が「勝ち組」。そんなこと、考えたことなどない。いや本当だ。とにかく浪人までさせながら、困難な課題に挑戦していたわけで、とにかくそこまでたどり着くのがやっとのことだったから、そんな思いに至る余裕などあるはずもない。